スタッフルームにベッドは必要?安心できる職場環境づくりに求められること

治療用機器

クリニックを開業するときには、院内の内装を考えることになります。

その際、受付や待合室、診察室に処置室など、患者さんが利用することになる場所を重視しがちですが、スタッフのための「スタッフルーム」の検討も大切です。

毎日使う場所であるため、働きやすさにも影響する部分といえますが、特に入院患者などがいる医療機関などはスタッフルームにベッドなどを置くべきか迷うこともあるでしょう。

そこで、スタッフルームにベッドは置いたほうがよいのか、安心できる職場環境をつくる上で求められることについて説明していきます。

すべてのスタッフがくつろげる場所が理想

クリニックや病院などで働く医師や看護師、事務スタッフなども、休憩時間にはしっかりと休憩を取ることが必要です。

医師の場合、それぞれの診察室で休憩することができ、診察用のベッドもあるため身体を休めやすいといえます。

しかし看護師や事務スタッフなどは主にスタッフルームで休憩を取ることになるでしょうが、館内が広ければ1室を休憩場所として使うことができます。

スペースがないときにはクリニックの横のビルの事務所を借り、休憩室として使用するといったケースもあるなど、すべてのスタッフが休憩時間にくつろぐことのできる職場環境づくりが必要です。

スタッフルームは広さも必要

看護師や事務スタッフなど、同じ職場で働く仲間のコミュニケーションは、スタッフルームの充実さが影響することもあります。

仕事を円滑に進めていくための相談や、気分をリフレッシュさせる時間を取る上でも、スタッフルームは大切です。

特に注目したいのはスタッフルームの広さで、狭いスペースでは心身を休めることは難しいと考えておくべきでしょう。

冷蔵庫なども置いておくと、より使いやすいスペースとなります。

スタッフルームにベッドは必要か

特に夜勤などがある医療機関であれば、夜勤スタッフが身体を休ませたり仮眠したりするため、スタッフルームにベッドを置いていることも少なくありません。

横に長めのソファなどをベッド代わりに使用するケースもあるようですが、身体的な負担を考えればベッドを置いたほうがよいでしょう。

スタッフルームの設置場所

スタッフルームは、休憩を取っているスタッフの話し声が外に漏れることのないように、受付や待合室など患者さんから遠い場所に設置したほうがよいといえます。

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