CT装置の耐用年数とは

生体現象測定記録・監視用機器

はじめに

病院で検査を行う際、CT装置を使うことがあると思います。CT装置は現在の医療においては欠かすことのできないものです。そのCT装置には耐用年数はあるのでしょうか。今回は耐用年数と合わせて、メンテナンスの必要性についてもみていきます。

CT装置とは

CT装置の耐用年数についてみる前に、CT装置についておさらいしていきます。CT装置とは、対象となる物体の中をX線が透過し、その透過しやすさと吸収されやすさの違いにより状態を調べる機械です。

ちなみにCTはコンピュータ断層撮影法と呼ばれていて、物体をスキャンするのでX線CTスキャンと呼ばれています。

CT装置の耐用年数

まず結論からいうと、CT装置の耐用年数は8年が目安になっています。こちらは国税庁が提案している耐用年数です。

正しい点検(メンテナンス)が行われている前提で、CT装置が導入されてからの耐用できる年数になっています。病院で使用している環境によって実際の年数は変わってくる点には注意が必要です。

装置自体は撮影テーブル、分電ユニット、操作コンソール、走査ガントリ、標準付属品の5種類からなるパーツで構成されています。

CT装置は減価償却資産に分類されていて、器具及び備品の中にある医療機器に含まれています。

また、使用している環境により実際の耐用年数が変わってくることについて補足すると、携帯式のCT装置やレントゲン車に搭載されているものでも耐用年数が変わってきます。

そして、携帯式のCT装置はレントゲンその他の電子装置を使用する機器の中にある移動式のものに分類されていて、その耐用年数は4年になっています。

ちなみに、CT装置に付いている電圧調整装置や寝台については据置型の電子装置機器に含まれているため、耐用年数は6年で決まっています。

この様に、場所や使用環境により耐用年数が変わってくるため確認と注意が必要です。

メンテナンスの必要性

続いて、メンテナンスの必要性についてみていきます。先述した通り、CT装置は定期的に正しい点検やメンテナンスを行うことが必ず必要になります。

点検やメンテナンスを怠ると防げたかもしれない事故が起きてしまう可能性があります。人の命を預かる病院なので点検やメンテナンスは怠ることなく定期的に行いましょう。

点検やメンテナンス期間については、使用しているメーカーが指定している通りに従って行います。だいたい1~3年を目安にしているメーカーが多くあります。

こちらも先程と同様に環境によって期間が変わってくるので状態を確認しつつ行いましょう。

まとめ

CT検査はエックス線を使って、体の中の様々な病巣を発見することができる重要な機械です。国税庁が発表している耐用年数は8年ですが、使用している環境によっては年数が短くなる場合もあるので確認しましょう。

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