血圧計で測定できる心拍数・脈拍と血圧の関係について

生体現象測定記録・監視用機器

血圧を血圧計で計測するとき同時に脈拍・心拍数なども計測されますが、血圧と脈拍の関係について知っている人はなかなかいないと思います。

今回、脈拍と血圧の関係について紹介したいと思います。

※ちなみに今回は「脈拍」と「心拍数」の違いについては言及致しません。

【脈拍とは】

人間の体は心臓から送られた血液を動脈を通して全身に送り出しています。
この動脈の拍動によって動脈内の壁に圧力変化が起こり体表から感じるのが「脈拍」になります。

通常脈拍は手首の内側で計測し50~80/分くらいが正常範囲となっています。

しかし年齢層によっても脈拍は変化し、高齢者で60~80/分、子供で70~110/分、乳幼児で110~140/分となります。

【高血圧と脈拍の関係】

普通心臓は一定のリズムで拍動していますが、ある程度の負荷がかかるとその拍動が速くなります。体が健康な人の場合、血圧が上がるまでには至らず、脈もすぐ落ち着きますが高血圧などが進行している人の場合には脈拍の戻りも遅く、血圧も高くなってしまいます。

逆に心臓のリズムが一定でない場合や電気刺激の異常が現れている場合には心臓からの血液がうまく送り込まれず血圧も低下してしまいます。

高血圧は脈拍や心拍数の数値があがらなくても心臓や血管に圧がかかっている状態のことなのでこの状態が進んでしまうと動脈硬化になったり、脳梗塞や心筋梗塞の懸念が出てきます。

また、血圧と脈拍は普通逆方向に変化すると覚えておきましょう。
これはどういうことかというと、血圧が上がったときには脈拍は下がり、血圧が下がったときには逆に脈が速くなる傾向があるということです。

これは体の調子に問題がなく、安静にしている場合に起こる反応ですので逆の反応が続くようでしたら注意が必要といえるでしょう。

【血圧の正常値】

血圧は下が80~84、上は120~129くらいがベスト、正常値とされています。
しかしこの値は病院などで測定される際に正確に計測できた場合で自宅の血圧計で測定した場合の目安とは異なりますので注意してください。

【まとめ】

血圧の測定の際、同時に計測されることの多い心拍数・脈拍ですが血圧の値に注意が引かれても心拍数や脈拍に目を向ける人はなかなかいないようです。
しかし脈拍・心拍数が速い状態が続くようですと不整脈や狭心性発作、心不全などの病気の可能性もありますので血圧を測定の際には同じようにチェックすることをお勧めいたします。

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