血圧計でヘルスケア

診断用機器

はじめに

日々の生活の中で、健康管理に注意している方はどれ位いらっしゃるでしょうか?
例えば毎日の体温や血圧を記録しておくことで、ご自身の体調をチェックすることができます。さらに病院にかかったときもこういった記録を見せることで、診断や治療に良い判断材料となり、より適切でスムーズな判断・治療ができるでしょう。
そこでこの記事では、特に血圧計のヘルスケアについて、ご紹介していきたいと思います。

普段の血圧を知る重要性

私たちの血圧は非常にデリケートで、1日の中でもさまざまな状況や刺激で、変化が見られます。
例えばタバコを吸えば血圧は上がり、お酒を飲むと血圧は下がり、翌朝にはさらに上がります。冬場お風呂に入るときは、脱衣所で衣服を脱ぐとき血圧は下がり、その後熱い湯船につかると血圧は上がります。
さらに食事やトイレ、会話中でも緊張や怒り興奮など感情の変化でも、血圧は変動します。
特に年齢を重ねることで、血管が硬くなり、血圧が上がりやすくなる傾向が見られます。
それゆえご自身の普段の血圧の状態を知っておくことは重要なのです。

血圧測定はできるだけ決まった時間に

毎日継続して血圧を測るには、できるだけ時間を決めて、習慣づけていくことが大切です。
血圧を測るのは、朝であれば起床から1時間以内くらいで、排尿排便後に。
夜であれば、就寝前で朝晩1回ずつがベストです。
特に起床時に血圧が上がる方もいらっしゃいます。
その場合、心臓病や脳血管障害の可能性もありますので、朝の血圧測定を習慣づけることが重要です。
また「食事のすぐあと」や「お風呂のあと」などは、血圧が大きく変動しやすいので、この時間の血圧測定は控えましょう。

スマホで健康管理?

もうご存知の方も多いかと思いますが、なんとスマホで健康管理ができるアプリがあります。このシステムは、大手健康機器メーカがBluetooth搭載の血圧計を開発したことから実現しました。
血圧計自体に、前回の血圧の数値を記録する機能が装備されている機種もあります。常に持っているスマホと連携して、アプリでヘルスケアができるこの機器は、さらに手軽にヘルスケアを行えるでしょう。

まとめ

家庭用の血圧計もさまざまな種類があります。
より正確にヘルスケアができるように、上腕式をカフで固定するタイプが、どなたでも簡単に扱えるのでおすすめです。
また血圧はメンタルの状態からも大きく影響を受けますので、深呼吸などで気持ちをリラックスさせて測定しましょう。
家庭で血圧測定を習慣化していくためには、面倒な条件は付けずに(喫煙やコーヒーを飲む習慣などを無理に控えるのではなく)いつもの状態で測りましょう。
血圧計もさらに扱いやすく便利になっていますので、ご自身にあったものを選ばれることをおすすめします。

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