健康計測セットとしての血圧計の役割り

診断用機器

健康に関する意識は職場でも推奨され、健康管理は個人や会社でも意識されるようになっています。病院では、血圧と身長・体重・血糖値などを毎回計測されます。個人の場合でも健康計測セットとして、血圧計の役割りについて紹介しましょう。

健康計測セットとは

病院では、診察を受ける前に看護師によって、必ず身長や体重、血圧と血糖値などを計ってくれます。最近では、個人でも血圧計が簡単に入手できるようになりました。医者からも毎日の健康観察する事で、健康維持に役立つと言われています。

1.血圧計
高血圧によって様々な病気の要因を把握するのに役立てる事ができます。異常をいち早く察知する事で予防対策になります。血圧値を計測する事で、心臓から送り出す血液の循環動態を知る事になるのです。

2.体重体組成計
医療計測器の進歩によって、様々な状態を知る事ができます。体重や体脂肪率、内臓脂肪レベルや骨格筋率、基礎代謝や肥満度などを計測できるのです。

3.電子体温計
体温の計測で熱が普段より高い場合は、病気やケガなどの原因を疑います。普段よりも低い場合は、免疫力が低下している疑いが出てきます。

このような健康管理セットを、うまく活用する事で病気などの予防を行う事ができるのです。

血圧計を正しくセットするポイント

血圧計を正しく扱うには、腕帯であるマンシェットの装着が、正しくセットされている状態でなければ計測に誤差が生じてしまいます。看護師が計測する場合には、2回計測を行っている時がありますが、2度目の計測の方は安静にした状態であるとして、2度目の計測が正しいと判断されます。病院で計測する場合は、上腕式血圧計が多いようです。その正しい使用方法を、紹介しましょう。

1.計測のタイミング
血圧測定は、リラックスしている状態で正確に測る事ができます。毎日同じ時間で、同じ腕に正しくセットする事で、正確な数値を図る事ができます。トイレをすましておき、服薬の前や食事前に測定する事です。できれば、朝晩1回ずつ計測する方が望ましいでしょう。

2.正しくセットするには
腕帯を巻く場合には、素肌の場合や薄手の服の上から巻きます。腕帯は、肘から上の1~2cmほどの位置でセットします。腕帯を巻いた状態で指が2本ほど入るようにセットします。イスの上に座り、姿勢を伸ばした状態にします。腕帯の位置は、心臓の高さに合わせるように位置を調整します。腕に力を入れずに、手のひらは上に向けるようにします。

血圧計の役割り

糖分や塩分が体に与える影響や、運動不足やストレスなどによって、血圧の変化が起こってきます。血圧計の数値によって、高血圧を調べる事ができ、成人病の要因をいち早く察知する事ができるようになり、健康被害のリスクを軽減できます。

心筋梗塞や脳梗塞は、血圧の状態から循環器系の異常を予測する手掛かりになるので、毎日計測する事が、予防と健康につながるのです。普段から、血圧計や体重体組成計などの計測を行う事で、健康的な生活と健康管理に大いに役立つのです。

まとめ

血圧計の役割りと、血圧計の正しいセットの方法を中心に紹介しました。健康計測セットとしては、血圧計だけでなく、日頃から体重体組成計による計測や体温計の数値などを記録する事で、個人でも健康管理が行えるようになります。規則正しい生活と健康計測によって、健康管理を実行していきましょう。

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