MRIでピリピリするのは安全なのか!? ~MRI検査の特徴と注意点~

診断用機器

MRIと聞くと主に脳の検査で使われる事を発想する方が多いでしょう。MRIの検査施行中に温かさや、皮膚にピリピリとしたものを感じる方もいます。それらは装置の電圧によって、
末梢神経刺激を受けることで起きます。今回はMRI検査の特徴と注意点についてみていきましょう。

MRI検査について

MRIは放射線による被曝がありません。しかし強い磁場を使っている為、MRI特有の制限や注意事項があります。MRI検査について、MRI検査の撮影は放射線技師が行っています。

MRIはX線を使わずに、強力な磁石と電波で体内の状態をみる検査です。目的に応じて優れた画像を得ることが出来ます。MRI検査が有効な疾患はいくつか有ります。特に脊髄、関節、脳などの動きが少ない部位の診断に有効です。

MRI検査の特徴

一般的にMRI検査はCT検査より時間がかかります。その理由は、1回の検査で何種類ものコントラストの画像を撮影している為です。検査時間は頭や背骨で約15分、腹部や四肢で約30分かかります。MRIの特徴として音が大きい事があげられます。検査中は磁場を変化させる必要があり、その際には装置に大きな力が加わり大きな音が発生してしまいます。

一般的にきれいな画像が得られる強い磁場をもつ装置ほど大きいです。そこで患者様の不快感を少なくする為に、検査前に耳栓やヘッドフォンを渡している病院もあります。ごくまれにピリピリとした皮膚感覚がありますが、磁場変動によるもので通常安全ですが撮影前に緊急呼び出しボタンをお渡しているので、不快を感じた場合は鳴らして頂きます。

MRIの検査はガントリというトンネルのような狭い穴の中に入って検査をするため、圧迫感を感じてしまう患者様もいます。またMRIの部屋の中は、24時間365日強い磁場が発生し続けています。その為、検査を受ける事前の問診で体の中に金属が入っていないかなどを確認します。

MRI検査の注意点

既住歴によっては検査内容に制限が生じます。検査を受けることが出来ない場合がある為、事前に担当医や受付に知らせて頂きます。そして検査を受けるにあたって大切なのが事前に検査着に着替えて頂く事です。衣類のファスナーや下着の金具などは身に着けた状態で検査を受ける事は出来ません。時計、携帯電話といった金属類を持ったままMRIの部屋に入る事も出来かねます。

金属類を持ち込む事が出来ない理由としては、火傷の原因になり、MRI装置や持ち込んだ機器の故障に繋がるからです。

まとめ

MRI検査は現在も日々進化しています。機器があれば様々な治療の幅が広がります。患者様の為にも是非、今後の導入をご検討ください。もちろん万が一の破損時に対応し、しっかり医療機器保険にも加入し安心した診療をしていきましょう。

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