歯科医療用カメラとは?種類や利用するメリットを簡単に解説
歯科診療における歯科医療用カメラは、診断の精度向上や治療効率化、患者への明確な説明を可能にする医療機器です。
現代の歯科診療で欠かせない重要なツールであり、口腔内の見えにくい場所を映すことができるため、医療の見える化を促進します。
そこで、歯科医療用カメラについて、種類や利用するメリットを簡単に解説します。
歯科医療用カメラとは
歯科医療用カメラとは、口腔内を接写撮影して、モニターに映し出すことで虫歯の状態などを正確に観察するための医療機器です。
肉眼だけでは確認しにくい場所や微細な病変なども鮮明に映し出せるため、治療前後の記録等、医療の見える化を進める上で役立ちます。
歯科医療用カメラの種類
歯科診療で使用する医療用カメラは、以下の3つに分けることができます。
・口腔内カメラ
・デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ
・口腔内スキャナー
口腔内カメラ
ペン型やスプーン型など、様々な形状で患者の口の中を撮影できる歯科医療用カメラが口腔内カメラです。
一般的に普及している歯科医療用カメラであり、虫歯や歯周病の進行具合や、歯石の付着の程度、詰め物・被せ物の適合状態などを細部まで拡大して確認できます。
リアルタイムで画像をモニターに映し出すことにより、治療の必要性や内容を視覚的に説明でき、歯科医師と患者の信頼関係構築にもつなげられます。
また、治療前後の写真を電子カルテへ保存すれば、経過観察や長期の口腔管理にも役立つでしょう。
デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ
デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラは、高品質な写真撮影において使用します。
治療計画の立案や結果の記録における顔全体や歯列全体の撮影や、歯の色調や形状などの情報を歯科技工士と共有するために使用する歯科医療用カメラです。
口腔内スキャナー
口腔内スキャナーは、最先端のカメラ技術であり、小型カメラでスキャンした歯の形状を3Dデータとして取り込みます。
従来の型取りによる吐き気や息苦しさなどの不快感はないため、患者のストレスを大幅に軽減できることがメリットです。
スキャンしたデータはすぐにパソコン画面で確認・修正できるため、被せ物を設計したり製作したりする時間の短縮にもつながります。
歯科医療用カメラを利用するメリット
歯科診療で、歯科医療用カメラを利用すれば、肉眼やレントゲンだけで見逃してしまう初期の虫歯や微細な異常などの発見につながります。
精密な記録と共有で治療の質向上に期待できることはメリットです。


