医療機器センターとは?業務内容や主な役割を簡単に紹介

医療機器センターとは、医療機器を適正に使用してもらうための安全確保や普及促進などを目的とした公益財団法人です。
医療機器の認証・研究開発・情報提供・研修など、安全確保や普及促進に向けて必要な幅広い業務を担当します。
厚生労働省の基準に基づいて、医療機器の安全性や有効性を評価・認証も行います。
医療機器の臨床研究に関する相談窓口運営や、医療機関や企業への研究開発・使用に関する指導・技術援助も担当するなど、業務は多岐に渡ります。
そこで、医療機器センターについて、業務内容や役割を簡単に紹介します。
医療機器センターとは
医療機器センターとは、医療機器の研究開発・製造・販売・保守・点検・修理・研修・認証など、医療機器に関する幅広い業務を担当する組織です。
正しく医療機器を使用してもらえるように、安全確保と有効利用を目的に、医療機関・医療機器メーカー・その他関係機関と連携した活動を行っています。
医療機器センターの業務内容
医療機器センターの業務内容は以下のとおりです。
・認証業務…医療機器の安全性・有効性の評価・認証
・研究開発支援…医療機器の研究開発・実験・助成・調査研究・情報提供
・臨床研究相談…医療機器の臨床研究の相談窓口運営
・研修事業…医療機器に関する技術者・取扱者向けの研修実施
・情報提供…医療機器に関する情報収集・提供・出版物刊行・講演会開催
・臨床工学技士試験…臨床工学技士試験の実施事務
・医療機器の安全管理支援…医療機関や医療従事者向けの情報提供・研修
・医療機器の適正使用推進…医療現場での医療機器の適切な使用推進
医療機器センターの役割
医療機器センターの役割は、医療機器のライフサイクル全体に渡る様々な活動の展開と医療の質向上、国民の健康増進への貢献です。
医療機器の安全確保・適正使用・普及促進を通じ、国民保健の向上に貢献することを目指した活動を行っているため、役割を具体的に説明すると以下となります。
・医療機器の安全性の確保…医療機器の認証・臨床研究に関する相談窓口の運営などを通じた医療機器の安全性の確保
・医療機器の適正使用の推進…医療機関や医療従事者向けの研修・情報提供を通じた医療機器の適切な使用の推進
・医療機器産業の発展支援…医療機器の研究開発・臨床工学技士の育成などを通じた医療機器産業の発展支援
・医療現場のニーズへの対応…医療機器の臨床研究に関する相談窓口や医療機関への技術援助などを通じた医療現場のニーズへの対応