歯科医療における深針とは?ししゅうプロープとエキスプローラーを解説
歯科医療における深針とは、ポケット探針や探針のことと考えられます。
診断において深く探る上で必要な器具であり、口腔内の状態を正確に把握するために使用します。
適切な治療方針の決定において欠かせない検査器具ともいえるでしょう。
そこで、歯科医療における深針について、ししゅうプロープとエキスプローラーを解説します。
歯科医療における深針とは
歯科医療における深針とは、探針と呼ばれる検査用器具であり、正式名称の医療器具は存在していません。
そのため、クリニックで行う歯周病の検査などで、深さを測るポケット探針(ししゅうプローブ)や、虫歯の有無や深さを探る探針のことと考えられます。
ポケット探針(ししゅうプローブ)とは
歯科診療におけるポケット探針(ししゅうプローブ)とは、歯周病の診断を行い、治療計画を立案する際に使用する器具です。
歯と歯ぐきの間の歯肉溝や歯周ポケットを測定し、歯周病がどの程度進行しているか評価するために使用します。
ポケット探針の役割
ポケット探針の主な役割は、多岐に渡ります。
まず、歯周ポケットの深さを測定するときに使用する器具です。
歯周病が進行してしまうと、歯と歯ぐきの間の溝が深くなるため、ポケット探針を挿入して深さを測ります。
健康な状態であれば通常1~3mm程度の深さであるのに対し、4mm以上の場合は歯周病が疑われます。
また、ポケット探針を挿入するときの出血の有無を確認し、歯ぐきが歯肉炎や歯周炎で炎症していないか、兆候を確認します。
他にも歯ぐきがあるべき位置からどの程度下がってしまったのか測定し、歯を支える組織が破壊されていないか確認するときにも使います。
上記で検査した結果は、歯周病が軽度・中等度・重度のどの程度の進行なのか判断するための客観的な数値になります。
歯科診療における探針(エキスプローラー)とは
歯科診療における探針(エキスプローラー)とは、先端が細い針状の検査器具です。
探針の先端を歯の表面にあてたときの感触で、歯質の硬さを確認します。
虫歯ができていることで軟らかくなっていないか、詰め物や被せ物と歯の境目に段差がなく適合しているか確認するときに使う器具です。
探針(エキスプローラー)の役割
歯科診療における探針(エキスプローラー)の役割は、触覚で歯や口腔組織の異常を診断することです。
視診やレントゲン写真だけで確認できない微細な情報を得て、正しい診断をするために使用します。


