医療機器と介護ボディメカニクスの関係|連携による相乗効果を簡単に解説

生体現象測定記録・監視用機器

医療機器と介護ボディメカニクスは、異なる分野の概念に感じるものの、実際は介護者の負担軽減と利用者の安全性や快適性向上に向けて連携・補完し合う関係といえます。

介護の基本原則がボディメカニクスであり、その実践をサポートする強力なツールが医療機器です。

両者の知識と実践は、介護現場の安全性と効率性を高めることにつながり、持続可能なサービス提供にも不可欠といえるでしょう。

そこで、医療機器と介護ボディメカニクスの関係について、連携による相乗効果を簡単に解説します。

 

介護におけるボディメカニクスとは

介護におけるボディメカニクスとは、力学的な視点から人間の骨格や筋肉の構造を捉えることで、身体負担を軽減しつつ効率的に動作するための技術です。

たとえば、介護現場では利用者の移乗や体位変換、様々な介助において体を動かすことが頻繁にあります。

このとき、介護におけるボディメカニクスにより、以下の3つを実践することで介護者の腰痛などを防げます。

・重心を低くする

・利用者との距離をなくす

・身体をねじらない

 

介護ボディメカニクスにおける医療機器の役割

介護ボディメカニクスは、非常に有効な技術です。

利用者の体重や身体状況では、技術のみで身体的負担を完全に排除できないこともあるため、医療機器が重要な役割を果たすといえます。

介護ボディメカニクスにおける医療機器の役割について、以下に分けて説明します。

・リフト・スライディングボード

・ロボットスーツ・アシストスーツ

・介護ベッド

 

リフト・スライディングボード

リフトやスライディングボードなどの移乗支援機器は、移乗介助における介護者の腰への負担を軽減します。

活用することで、持ち上げないことや滑らせるなどの介護ボディメカニクスの原則に基づく動作を実現でき、介護者の負担を大幅に軽くできます。

 

ロボットスーツ・アシストスーツ

ロボットスーツやアシストスーツなどの装着型アシスト機器は、介護ボディメカニクスにおける姿勢の安定や適切な筋力活用を技術的に補助することで、介護動作における介護者の腰への負荷を軽減します。

 

介護ベッド

介護ベッドや体位変換エアマットレスなどの自動体位変換機能付きエアマットレスは、介護者の無理な姿勢による介助する回数を減らせます。

 

医療機器と介護ボディメカニクスの連携による相乗効果

医療機器と介護ボディメカニクスの連携により、高い相乗効果を得ることができます。

一方があれば十分ではなく、両者が組み合わさることで、有効的に活用できるといえるでしょう。

たとえば、高性能な医療機器があるだけでは意味がありません。

効果的に使いこなすためには、ボディメカニクスに基づく体の動かし方などが必要です。

ピックアップ記事

関連記事一覧