麻酔器の安全機構の把握と取り扱い

治療用機器

麻酔器の安全機構とは、メーカー側が機械に備え付けた設備の事をいいます。麻酔を安全に使用する為、サポートする機能が最初から備わっているので、使用する側の安全性を高める事で、麻酔器の安全が確保しやすくなっています。

緊急時の駆動可能な内蔵バッテリー

災害時の場合や計画停電を行う地域もあるので、該当する状況に対して、あらかじめ麻酔機器の構造や性能について把握すべきでしょう。機器によって内蔵バッテリーの継続時間が異なるので、使用する機器の内臓バッテリーの時間を把握する必要があります。

無呼吸時のバックアップ換気

心拍数や血圧の異常や無呼吸などを検知すると、アラームが作動するようになっています。手術中に最悪の事態を避ける為に、患者の人工呼吸器を状態に合わせて「強制換気主体のA/C」や「自発呼吸主体のSPONT」と、その組み合わせによる「SIMV」のバックアップ換気を行う機能を備えています。

緊急酸素供給機能

酸素の供給圧は392±48kPaになっており、手術の際の全身麻酔に用いる亜酸化窒素、空気より30kPa程度高くなっている事で、万が一の場合にも麻酔器内で不具合に対処するようになっているのです。「緊急酸素供給機能」は酸素が優先的に供給される為に、麻酔器の安全対策として備わっている機能です。

亜酸化窒素を遮断して安全をはかる対策は、酸素供給圧低下警報装置が組み込む事で、供給圧がそのレベルによって危険な状況と判断されれば、亜酸化窒素の供給を止める機能になっています。

酸素フラッシュ弁は、酸素の制御を、麻酔器本体と呼吸回路によって、ボタン操作によって酸素の供給を、麻酔器に直接送り込む事ができます。

呼吸回路のリーク測定

リーク測定は、呼吸器が何らかの原因によってガス漏れや空気漏れを検知する機能で、これを測定する事を「リーク測定」として、麻酔器の安全機構として備わり、麻酔を安全に使用する為のサポートを行っています。

機能点検などを自動で行うシステムテスト機能

医療機器は、場合によっては、生命を脅かす場合もあるのです。人為的なミスを防ぐサポート機能として、麻酔機器には重要な機能点検を、自動で行う機能を備えています。

まとめ

医療の現場での麻酔器の安全機構とは、麻酔機器を安全に取り扱う為に、備え付けられる装置なので、その機能においても正確に把握しておく事が、災害時や緊急時の麻酔機器を安全に取り扱う助けとなっています。

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