血圧計の表示がおかしいと感じたときは

2019.06.24

生体現象測定記録・監視用機器

はじめに

自分の血圧が正常かどうか把握するために使われる血圧計は、短時間ですぐに結果がわかるのでとても便利です。
血圧計にはいくつか種類があり、家庭用の血圧計を購入するときは事前にそれぞれの特徴を把握する必要があります。今回は、血圧計の特徴や血圧計の表示がおかしくなる理由を紹介します。

血圧計の特徴

血圧は、心臓から送られる血液が血管を押す力で、血圧計を用いることによって心臓が収縮する際の最高血圧と最低血圧の値が表示されます。血圧計で表示された数値は病気の診断に使われることが多いため、重要視されることが多いです。
血圧計の中には、家庭用に販売されているものもあり、自宅で簡単に毎日血圧を調べることができるようになっています。

血圧計の種類は多い

インターネットショッピングサイトや家電量販店で気軽に購入することができる血圧計は、いくつか種類があります。
それぞれの特徴を把握しながら自分が使いやすい血圧計を購入する必要があります。

手首に巻いて使う血圧計

手首に巻き付けて測定する血圧計は、コンパクトに作られているので、外出先でも気軽に血圧を調べることが可能です。
また、価格が安い商品が多いので、お財布に優しいタイプです。
ただ、血圧を計るときに腕の高さで数値が変化する場合があるので、腕をきちんと安定させてから計る必要があります。

上腕に巻きつける血圧計

上腕部分に巻きつけて使う血圧計は、手首につける血圧計よりも正確に計ることが可能です。
また、手首に巻いて使う血圧計同様に外に持ち出すことができるのもメリットです。ただし、この血圧計はカフ部分を腕に巻く際、適正な力で巻く必要がありますので、腕力があまりない人にとっては使いづらいと感じることもあります。

アームインタイプの血圧計

アームインタイプの血圧計は、上記で述べた血圧計とは異なり、巻く必要がないのが特徴です。腕を中に通し、ボタンを押すだけで簡単に計測でき、正確性が高いので高い人気があります。ただ、アームインタイプの血圧計は大きいので場所をとりますし、値段が高い商品が多くなっています。

血圧計の表示がおかしくなる原因

血圧計を使っていると、数値ではなくエラーが表示されることがあります。
エラー表示がされる原因はいくつかあります。不整脈を持っている人や脈が弱い人、血圧の値で大きく差が出る抹消循環器障害がある人はエラー表示が出やすくなります。
また、肌着やシャツを巻き込んで計測した場合もエラー表示が出ることが多くなります。
もし、これらに当たらないのにエラー表示がされるのであれば、血圧計そのものが故障している可能性がありますので、メーカーの相談窓口に連絡を入れましょう。