日本画像医療システム工業会(JIRA)とは?活動内容や目的・役割を紹介

日本画像医療システム工業会(JIRA)とは、画像医療システム産業の健全な発展と、国民の健康福祉への貢献を目的に活動をする団体です。
医用画像診断装置・関連機器・ソフトウェアなどを扱う企業で構成されており、業界の発展に向けて法規制への対応・規格策定・情報提供・国際連携など、多岐に渡る活動を行います
そこで、日本画像医療システム工業会(JIRA)について、活動内容や目的、役割を紹介します。
日本画像医療システム工業会(JIRA)の活動内容
日本画像医療システム工業会(JIRA)は、以下を活動内容とします。
・会員企業の海外展開支援…各国規格や制度の国際整合を推進・新興国の市場情報収集・海外市場開拓を支援
・医療機器の国際規格への対応…国際規格制定に尽力・医用画像表示用モニタの品質管理ガイドライン策定
・データ収集・利活用の課題解決…データ収集と利活用に関する課題(法規制・国民理解など)の解決策提案・医療データの収集と利活用の推進・新データ活用技術による業務効率化・高度な医療提供の推進
・AI技術活用による医療機器開発の推進…AI技術活用による医療機器開発を産官学の協力のもとで推進・医師の負担軽減を目的とする環境整備・市場導入後の稼働状況のフィードバックによる継続した性能向上
・その他…医療イノベーション実現の推進・展示会主催による業界の振興・医療機器の規格と法規制に関する情報提供・医療発展と人々の生活の質向上への貢献
日本画像医療システム工業会(JIRA)の目的・役割
日本画像医療システム工業会(JIRA)の目的は、画像診断機器や放射線治療装置などの開発・製造・販売する企業の団体により、医療発展と人々の健康に貢献することです。
会員企業の事業活動をサポートすることで、医療進歩に貢献する活動へとつなげます。
そのため、日本画像医療システム工業会(JIRA)の役割として、以下が挙げられます。
・会員企業の事業活動支援…円滑に事業活動を行うための情報提供や意見交換の場提供
・医療技術発展への貢献…画像診断機器や放射線治療装置などの技術開発を促進し、医療の質的向上への貢献
・国際規格への対応…グローバルな視点での医療機器の発展支援
・医療情報システムの普及…画像情報システム(PACS)や放射線情報システム(RIS)などの情報システム普及の推進
・AI活用基盤の整備…画像医療システムにおけるAI活用を推進
・関連産業の振興…関連するソフトウェア・周辺機器・サービスなどの発展支援
・展示会の開催…業界の最新技術や情報発信のための展示会主催
・医療従事者への支援…医療従事者の生産性向上に寄与する機能拡充を支援