医療機器の介護サービスにおける活用とは?連携による相乗効果を紹介

生体現象測定記録・監視用機器

医療機器と介護サービスは、どちらも高齢者の健康と生活を支える上で欠かせないといえます。

まず、医療機器は病気の診断や治療などの医療的ケアが可能となり、介護サービスでは日常生活を支援できます。

そのため、医療機器と介護サービスが連携することにより、利用者の生活の質(QOL)が向上し、持続可能なケア体制を構築できるでしょう。

そこで、医療機器の介護サービスにおける活用について、連携による相乗効果を紹介します。

 

介護サービスに医療機器を取り入れる相乗効果

介護サービスに医療機器を取り入れることで、提供するサービスの質を飛躍的に向上させられます。

たとえば、自動血圧測定器やパルスオキシメーターなどの医療機器を使えば、利用者の現在のバイタルサインを正しく把握できます。

見守りセンサーや介護ベッドを使うことで、利用者の動きのモニタリングや、転倒・転落などの事故リスクの低減にもつながるでしょう。

 

介護サービスに関係する保険制度の連携

日本の社会保障制度は、医療保険と介護保険の2つの保険制度で成り立ちます。

どちらの保険制度も、現場では密接な連携が求められます。

たとえば、訪問看護や訪問リハビリテーションなどの一部サービスは、介護保険の枠組みで医療行為を伴うサービスとして提供されます。

たとえば、看護師や理学療法士が行う吸引器や点滴器具などの医療機器を使ったケアが該当します。

また、利用者の状態変化による医療と介護のシームレスな情報共有が欠かせません。

医療機器から得た情報をケアプランし、介護現場の生活状況を医療機関へ伝えることで、一貫したケア実現につながるでしょう。

 

医療と介護の一体的な提供と役割

医療と介護の一体的な提供は、超高齢社会において推進される地域包括ケアシステムの根幹を成す要素といえます。

医師・看護師・介護職員・ケアマネジャーなどが医療機器のデータを共有することで、複数の職種間での連携や支援がスムーズになります。

地域全体での包括的・継続的な支援を可能とすることにつながるでしょう。

また、利用者が病院から介護施設へ、介護施設から自宅へと生活の場を変えた場合でも、医療機器の情報とサービス内容の円滑な引き継ぎにより、切れ目のないケアを実現できます。

医療機器は、介護サービスを技術面で支えますが、介護サービスは生活の場における医療機器の運用を効果的に実現するといえます。

そのため2つは相互補完的な関係にあり、高齢者が安心して生活を送ることや、社会保障システムの維持・発展において、どちらも欠かせない重要な鍵となる存在と考えられます。

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