日本医療機器販売業協会とは?目的や歴史・事業内容について簡単に紹介

治療用機器

日本医療機器販売業協会は、正式名称を「一般社団法人日本医療機器販売業協会」といい、「医器販協」の略称でも呼ばれています。

全国の医家向け医療機器の販売業者の加盟する、全国唯一の医療機器販売業団体として設立されました。

そこで、日本医療機器販売業協会について、目的や歴史・事業内容について簡単に紹介していきます。

 

日本医療機器販売業協会の目的

日本医療機器販売業協会の最終的な目的は、国民の健康と福祉増進に貢献することです。

会員相互の意見交換や意見調整・連帯を図りつつ、医療機器が適正・安定に供給できるように、諸施策・機能の近代化・合理化を推進していきます。

 

日本医療機器販売業協会の歴史

日本医療機器販売業協会は、医療機器販売業者の唯一の全国組織団体として活動しています。

平成10年11月にスタートし、平成26年4月1日には一般社団法人となり、令和5年11月には25周年を迎えた組織です。

設立した当初は、組織化や財政基盤確立と軌道に乗せることに注力されていました。

その後、内外価格差問題などを是正し、業務の重要性や材料価格調査など業界負担への理解促進に取り組み、一定の成果を得ることができたとしています。

 

日本医療機器販売業協会の事業内容

日本医療機器販売業協会の事業内容は、主に以下のとおりです。

・会員の意見の集約・関係機関への建議・具申

・医療機関等に関する法令・基準・通知などの会員への周知徹底

・関係行政機関及び関係団体との連携及び連絡調整

・医療機関等の安定供給及び流通改善

・業界基盤の確立・強化及び会員の経営基盤増強

・その他医器販協の目的達成に必要な事項

医療機器・医療材料の流通は、国民生活におけるインフラであることを認識し、医療機器業界の諸課題に提言する団体として活動しています。

サービスを支える為の行動指標として、「ミッション ステイトメント」を策定し、協会運営をベースとした国民の安心・安全を支える活動をしているようです。

医療提供体制を整備する柱として、

・医療機器の安定供給

・適正使用支援業務

を掲げています。

国民の医療を支える持続可能な備蓄サイクルや、国内生産体制強化などサプライチェーンの見直しに関して、関連省庁や関連団体に提言・協議を行っているようです。

 

日本医療機器販売業協会への入会

日本医療機器販売業協会へ入会できるのは主に医療機器販売業者です。

手続は事業所のある都道府県協会であるため、問い合わせてみましょう。

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