日本ホームヘルス機器協会とは?福祉向上を目的とした団体の事業内容を紹介

生体現象測定記録・監視用機器

日本ホームヘルス機器協会とは、電子・電気応用の機器で家庭におけるセルフケアを目的としたホームヘルス機器に関する技術向上や品質・安全性確保、流通・販売の適正化などを図り国民の福祉向上に貢献するために活動している一般社団法人です。

国民が健康について自主的に保持・増進できるホームヘルス機器産業が健全に発展するために、その結果として、国民の福祉向上に貢献することを目的としています。

そこで、日本ホームヘルス機器協会について、福祉向上を目的とした団体の事業内容を紹介していきます。

 

ホームヘルス機器とは

ホームヘルス機器とは、家庭でセルフケアを目的に使用される健康機器の総称です。

主に次の機器がホームセルフ機器に含まれます。

・家庭用医療機器(電位治療器・電解水生成器・治療浴装置・マッサージ器・指圧代用器・赤外線治療器・紫外線治療器・炭素弧光灯治療器・電気磁気治療器・永久磁石磁気治療器・低周波治療器・超短波治療器・温熱治療器・温灸器・吸入器・組合せ家庭用医療機器など)

・健康管理機器(自動電子血圧計・手動式電子血圧計・自己検査用尿糖計・体重計・体脂肪計・体組成計・歩数計・心拍計・塩分計など)

・家庭用美容機器及び家庭用健康機器(家庭用クレンジング器・家庭用保湿促進器・家庭用マイクロカレント器・家庭用スチーム式美容器・家庭用EMS 機器など)

・健康増進機器(人の健康や美容の増進、QOL の向上を目的とする機械器具などのうち協会が認める家庭向け製品)

 

日本ホームヘルス機器協会の事業内容

日本ホームヘルス機器協会は、主に以下の事業内容で活動を行っています。

・ホームヘルス機器に関する法令・基準などの周知徹底・行政施策の円滑な実施に対する協力

・ホームヘルス機器に関する技術向上・品質・安全性・有効性確保のための調査研究

・ホームヘルス機器に関するJIS及び認証基準等の策定・見直し

・ホームヘルス機器に関する適正な広告・販売のためのガイドラインの策定

・ホームヘルス機器に貼付するHAPIマークの普及・啓発

・ホームヘルス機器に関する技術者・販売従事者等の知識向上のための教育研修の実施

・健康増進機器に関する認定

・医薬品医療機器等法に基づく医療機器の販売・貸与の営業所管理者基礎講習の実施

・医薬品医療機器等法に基づく医療機器の販売・貸与の営業所管理者及び修理業責任技術者継続的研修の実施

・ホームヘルス機器に関する統計の作成・情報の収集・提供

・ホームヘルス機器に関する内外関係機関等との交流・協力

・ホームヘルス機器の適正な流通・秩序ある販売の指導・確保

・機関誌「ホームヘルス機器」の発行

・協会のホームページによる各種情報の提供

・ホームヘルス機器に関する会員からの法律・規格・基準等の相談

・ホームヘルス機器に関する消費者からの問い合わせ・相談

・会員の意見を集約し行政に対する意見要望等の伝達

・コンプライアンスセミナーを始めとする各種セミナーの開催

・その他協会の目的達成に必要な事項

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