医療用ペンライトの選び方とは?明るさや電源の入れ方など基準を紹介
医療現場で使用する医療用ペンライトは、瞳孔の幅や大きさの測定に使われています。
しかし医療用ペンライトにも種類があり、たとえば電源の入れ方や明るさ、電球の種類などに違いがあり購入先にも違いがあります。
いずれにしても使いやすいものを選ぶことが必要ですが、医療現場で医療用のペンライトを使用する目的は主に次の2つです。
・瞳孔を確認する
・口腔内や咽頭を診察する
そのため、使いやすさはもちろんのこと、壊れにくいタイプのものを選んだほうがよいといえます。
そこで、医療現場で使う医療用ペンライトについて、どのような選び方が最適なのか説明します。
明るさに注意して選ぶ
医療現場で使用するペンライトを選ぶときには、明るさに注意をしてください。
瞳孔に光を当てることが多いため、10~30ルーメン程度のものがよいといえます。
「ルーメン(lm)」とは明るさをあらわす単位で、数字が大きいほど明るいことを意味します。
明るすぎると眩しさを感じてしまうため、手元を照らせるほどの商品が適しています。
LEDを使っている商品は比較的明るいため、ソフトLEDなどを使ったタイプのほうが安心です。
高演色LEDを選ぶ
医療現場で使用するペンライトを選ぶときには、高演色LEDを選択しましょう。
高演色LEDライトは、自然光があたったときに近い色合いとなるため、正確な色判別が求められる医療現場でも適しています。
なお、LEDライトは青みかかった光になるものもあるため、咽喉の赤みなどの判別が難しくなる点には注意してください。
プッシュ式電源のモノを選ぶ
医療現場で使用するペンライトを選ぶときには、プッシュ式電源のモノを選択しましょう。
商品によって、電源の入れ方がノック式・回転式・プッシュ式など種類があります。
医療用の場合、片手ですぐにボタンを押せば電源の入るプッシュ式がおすすめです。
プッシュ式の場合、ボタンを押している間のみライトが点灯するため、つけっぱなしを防ぐことにつながります。
購入先を選ぶ
医療現場で使用するペンライトを選ぶときには、購入先を確認した上で選択しましょう。
医療用のペンラインを購入できる場所はいろいろあり、たとえば医師・看護師用のグッズを販売する専門の通販サイトや、大学生協・病院の共同購入などが挙げられます。
大学生協や病院の共同購入は届くまで一定の時間がかかるため、急いでいるときにはインターネット通販などが早いです。
会員になれば送料無料や即日配送に対応してもらえるため、よりお得に手に入れることができるでしょう。