【ct装置】シーメンスの会社概要と製品について

治療用機器

シーメンス (Siemens AG) はドイツのミュンヘンに拠点を置いている企業です。ドイツだけでなく、190カ国以上の国や地域にわたって活動をしている多国籍企業であり、日本にも支社があります。
【シーメンス・ジャパン株式会社(本社所在地:東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー)】

シーメンスは総合テクノロジー企業として以下のセクターで事業展開を行っています。
・インダストリー事業
・エナジー事業
・ヘルスケア事業
・インフラストラクチャー&シティーズ事業

ヘルスケア事業においては「シーメンスヘルスケア株式会社」が管轄しており、医療機器の輸入販売、保守・点検を行っています。
医療機器ではct装置の認知度が高いですが、シーメンスヘルスケア株式会社では以下の機器製造や事業展開を行っています。

●画像診断装置について

・x線ct装置
シーメンスでは1989年に初めてスパイラルctを発売し、現在でもct装置開発において最新のテクノロジーを搭載した機器の開発を進めています。「SOMATOM Family」という機種を最新モデルとして展開しており、低被ばく、低侵襲、Dual Energy イメージングを搭載しています。

・超音波画像診断装置
高精細で鮮明な画像表出を行うことができる
超音波画像診断装置は循環器用、産婦人科用、腹部・表在用、ポータブル機器などさまざまな用途に応じてラインナップされています。

・マンモグラフィ
MAMMOMAT Revelation、MAMMOMAT Inspiration、MAMMOMAT Fusionの3機種がラインナップされています。スクリーニングに最適化されたデジタルマンモグラフィは最小限の時間でより正確に、そしてできる限り患者様に負担をかけない構造を搭載しています。

・血管撮影装置
血管撮影装置の役割は「検査・診断」から「血管内治療」へとシフトしており、血管撮影装置に求められる機能もウエイトアップしています。シーメンスではより臨床有用性を高めることができるアプリケーションにも力を入れています。

●その他ヘルスケア事業

シーメンスでは機器開発の他にも生化学検査や血管検査、心疾患検査、尿検査、血液ガス分析、糖尿病スクリーニング、新生児マススクリーニングなど幅広い医療ニーズに応えるヘルスケアサービスを展開しています。
また、IT技術を活用したアプティオ オートメーション(検査室の自動化)などハード面への事業も行っています。

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