歯科用ドリルエンジンとは?種類や使用するメリットを解説

治療用機器

歯科用ドリルエンジンとは、歯を削るときに使用する歯科用タービンやコントラアングルハンドピースなどの切削器具を駆動させる装置です。

治療内容や目的によって、使用する種類は異なるものの、歯科診療では基本的な医療機器の1つといえます。

そこで、歯科用ドリルエンジンについて、種類や使用するメリットを解説します。

 

歯科用ドリルエンジンとは

歯科用ドリルエンジンとは、歯科治療で歯牙や骨を削ったり研磨したり、切断するときに使用する高速回転式の医療機器です。

たとえば、歯を削るときに使用する歯科用タービンやコントラアングルハンドピースなどの切削器具に対し、動力を供給する目的で使用します。

歯科診療では欠かせない医療機器であり、治療内容や目的に応じて高速回転するエアータービン(空気圧式)と、安定して回転するマイクロモーター(電動式)を使い分けます。

エンジン技術が進化したことで、精密な治療ができるようになり、患者の負担も軽減されているといえます。

 

歯科用ドリルエンジンの種類

歯科用ドリルエンジンには、次の2つの種類があります。

・エアータービン(空気圧式)

・マイクロモーター(電動式)

 

エアータービン(空気圧式)

エアータービン(空気圧式)は、圧縮空気を送り込むことで、内部のタービンと呼ばれる羽根車を高速回転させて、先端のドリル(バー)を動かす仕組みです。

シンプルな構造で軽量なため、歯科医師の手にかかる負担は少なめで、高速回転することにより硬い歯のエナメル質を効率的に削れます。

ただし、高速回転に伴い、特有のキーンといった甲高い金属音が発生してしまい、患者が恐怖を感じてしまう恐れがあります。

 

マイクロモーター(電動式)

マイクロモーター(電動式)は、電気モーターの力により、先端の切削器具を回転させる仕組みです。

エアー式よりも回転数を正確に制御できるため、回転する力は安定します。

また、動作音もエアータービンよりは静かなため、金属音で患者が恐怖を感じることもありません。

 

歯科用ドリルエンジンを使用するメリット

歯科用ドリルエンジンを使用するメリットは、歯科診療を正確に早く、安全にできることです。

硬い歯のエナメル質や、古い金属の詰め物など効率的に削れるため、治療時間は大幅に短縮されます。

また、患者が口を開ける時間も短くなるため、身体的な負担も軽減されるでしょう。

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