日本ホームヘルス機器協会とは?HAPIマークの意味や活動内容を紹介
日本ホームヘルス機器協会は、家庭で使用する医療・健康機器が安全に普及することを推進するための組織です。
家庭でセルフケア用に使う家庭用医療機器や健康管理機器等の技術向上を通じて、品質・安全性・有効性を確保し、健全で公正な取引の推進のもとホームヘルス機器産業の健全な発展に寄与することを目的に運営しています。
そこで、国民福祉の向上に貢献することを目指す日本ホームヘルス機器協会について、HAPIマークの意味や活動内容を紹介します。
日本ホームヘルス機器協会とは
日本ホームヘルス機器協会とは、セルフケアが目的の家庭用治療・健康管理・疾病予防機器などのホームヘルス機器の技術向上や、品質・安全性の確保、流通販売の適正化を図るための組織です。
国民の健康増進と産業発展、国民福祉向上に貢献することを目的に活動しています。
消費者相談室の運営や、健康増進機器の認定制度、HAPIマーク付与などの活動を行います。
HAPIマークとは
日本ホームヘルス機器協会の行う活動の1つであるHAPIマークとは、ホームヘルス機器会員のホームヘルス機器製品に、信頼と安心の証として付与されるマークです。
HAPIマークを付与した協会認定のホームヘルス機器は、消費者がどの製品なら信頼できるのか、安心した機器選びの目安にできます。
消費者相談室の設置により、ホームヘルス機器についての問い合わせや不具合の報告などの受け付けを行い、消費者トラブルを防止する情報提供などを実施しています。
関連法規の遵守や、広告における表現の適正化などを推進することで、ホームヘルス機器産業全体が健全に発展することを目指します。
なお、HAPIマークには、生産物賠償責任保険(PL保険)がが付保されていることも特徴です。
日本ホームヘルス機器協会の活動内容
日本ホームヘルス機器協会の活動内容は、国民の健康増進を目的としたホームヘルス機器の安全と品質確保などの幅広いです。
たとえば、以下が挙げられます。
・国民の健康維持・増進に貢献する…家庭でのセルフケアで使用する機器の質を高め、安全・適切に利用するための支援を行う
・品質・安全・有効性を確保する…技術の向上や品質・安全性の確保、流通販売の適正化に努めることで、安心して使える機器の普及を目指す
・健康増進機器認定制度を実施する…国民の健康・美容・生活の質(QOL)向上を目的とした健康増進機器の安全性や作用機序、エビデンスなどを審査・認定する事業を実施する


