医療機器・介護ロボットの種類|介護業務支援の対象となる機器を簡単に紹介

生体現象測定記録・監視用機器

医療機器の介護ロボットの種類のうち、介護業務支援の対象となる機器はいろいろあります。

たとえば、高齢者の様子を見守ることや、移動や排泄などの支援を行うこと、さらに介護業務における情報の収集・蓄積など様々です。

いずれも高齢者にとって必要な支援に活用することができるロボット機器といえますが、他にも掃除ロボットなどいろいろな場面で活躍しています。

そこで、医療機器の介護ロボットの種類について、介護業務支援の対象となる機器を簡単に紹介します。

 

介護ロボットとは

介護ロボットとは、以下の3つの要素技術を知能化した機械システムです。

・センサー(情報を感知する)

・知能・制御(判断する)

・駆動(動作する)

利用者本人の自立支援や、介護者の負担軽減に役立つロボット機器であり、生産年齢人口減少により深刻化する介護職不足の問題解消にもつながります。

 

介護業務支援ロボットとは

介護業務支援ロボットは、ロボット技術による利用者の見守りや移動支援、排泄支援などの介護業務に伴う情報の収集・蓄積を可能とします。

蓄積した情報をもとに、利用者ごとにどのような支援が必要なのか把握できます。

 

介護業務支援機器とは

介護業務支援機器とは、介護ケアにおける情報の収集・蓄積を行い、ロボット技術で見守り・移動支援・排泄支援などの業務をサポートするシステムです。

利用者によって、必要なケアはそれぞれ異なります。

質の高いケアを提供する上で、正しい情報を蓄積することは大切なことであるため、情報収集における介護者の負担軽減にもつながるでしょう。

具体的には、以下の機能が備わっている機器を介護業務支援機器と呼びます。

・見守り機能…センサーなどで利用者の状態を把握し、異常検知後に介護者へ通知を送る

・コミュニケーション機能…高齢者とコミュニケーションを取る

・移動支援機能…歩行補助や移乗をサポートする

・排泄支援…排泄物の処理や排泄予測によるトイレへの誘導を行う

・入浴支援…入浴における支援を行う

・情報管理…収集した情報を蓄積・分析する

 

介護ロボット導入補助金とは

介護ロボット導入補助金は、介護現場へロボット技術を導入するときに使えるサポート制度です。

対象となるのは、介護ロボットの購入・リースに係る費用であり、必要な設備やソフトウェアの費用などです。

国と自治体のどちらにも制度がある場合、それぞれ申請できます。

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