血圧計が表示する注意信号!

診断用機器

血圧計は健康管理をするのに役立つ機器で、多くの種類があります。最近はスマートフォンとの連携機能など、高度・小型化が進んでいます。それらは、スタイリッシュなデザインも特徴的です。血圧を測るだけではなく、通常とは異なる状況になった場合に、それを知らせる機能も充実した商品などもあります。今回は、血圧計の表示について見ていきましょう。

血圧測定器

血圧とは血管内の血液の有する圧力のことで、一般には動脈の血圧のことです。心臓の収縮期と拡張期の血圧をいい、収縮期血圧、拡張期血圧の単位は水銀柱ミリメートル(mmHg)を使用することがほとんどです。

血圧計は血圧を測ることを目的とした機械(医療機器)で、精神状態や健康状態などの影響を受け変動するので、頻繁に測定することが望ましいです。心理的影響によって、医療機関で測定した値と家庭や職場で測定した値が大きく異なる場合もあります。

最高血圧と最低血圧

血圧計に表示される最高血圧は、心臓が血液を送り出すために心臓の筋肉を収縮させた時の圧力のことで、収縮期の血圧を「最大血圧」、最低血圧は心臓の筋肉が最も広がった時の圧力のことで、拡張期の血圧を「最小血圧」と言います。

最高血圧と最低血圧を測ることで、血圧の正常値を把握することができます。家庭血圧計の正常値は、最高血圧が135mmHg未満で最低血圧が85mmHg未満、医療機関の正常値は、最高血圧が140mmHg未満、最低血圧が90mmHg未満です。

高血圧の危険性

日本人に多い病気で、調査によると約4300万人がいると推測され、日本人の3分の1が高血圧といわれます。高血圧は自覚症状がなく、気づかないうちに心血管病が進み、心不全や心筋梗塞、脳梗塞や脳出血など生命に関わる合併症を引き起こす危険性があり、日頃から血圧を把握することが大切です。

正常な心臓と不整脈

正常な心臓は1日約10万回動いていると言われていますが、脈の規則性が乱れたものが不整脈です。自分で気づかないことも多く、健康な人も起こります。受診する人の約9割は特に治療する必要はありませんが注意は必要です。

不整脈とは

拍動の間隔が一定でない脈拍を不整脈と言います。「洞性不整脈・期外収縮・絶対性不整脈・心ブロック・交互脈・奇脈」などがあり、不整脈は触診や聴診でわかりますが、心電図によって種類を確定し、それに応じた治療を行う必要があります。

不整脈は心臓疾患の重要な観察や診断でありますが、心理的な心疾患がなくても、睡眠不足や過労などによっても起ることがあり、重い心疾患であっても不整脈がみられないこともあります。

不整脈の種類

心臓の役割は全身に血液を送り出すことで、右心房にある洞結節という部位で作られた電気で心房と心室を収縮させています。電気刺激によって、心臓の「筋肉収縮」と「拡張拍動」を1分間に60~100回程度が正常だと言われています。不整脈には次の症状があります。

とぶタイプ(期外収縮)

正常な拍動でも、ときどき不規則な拍動が現れますが心配はいりません。拍動が100回のうち10回以上の不規則な拍動が頻繁に起こる場合には治療が必要になります。

遅いタイプ(徐脈)

拍動が異常に遅くて間隔が長く、1分間の拍動が50回未満だと徐脈と診断されます。命に関わることはありませんが、脳への血流が不足するとめまいや失神などを起こす場合があります。

速いタイプ(頻脈)

拍動が異常に速くなると、動悸や胸の痛みなどの症状が起こります。頻拍は拍動が1分間に100回以上の不整脈で細動は電気信号が1分間に250回以上送られることで、拍動が速すぎて心臓が追いつかず、不規則に弱くなることです。心房細動は脳梗塞を起こす危険性があり、心室細動は突然死につながるおそれのある危険な脈です。

まとめ

血圧計の表示は正確さの程度にもよりますが、機械ですのでいつまでも正しいということはありません。電池を使用しているものなどは、電池の寿命や劣化で表示しなくなることもあります。定期的なメンテナンスを心がけましょう。

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