血圧計は自分に合ったサイズで選ぶ

診断用機器

血圧計を選ぶポイントは、機能によるものがほとんどですが、測定する部位が体にフィットしていなければ、正確な測定は出来にくい状況を作り出します。血圧計のサイズで注意するポイントを部位や使用目的によって紹介しましょう。

血圧計の種類には

計測する位置や計測方法によって「上腕式のタイプ」と「手首式のタイプ」「アーム式のタイプ」があります。

1=上腕式のタイプには、
カフ式と言って、上腕にカフと呼ばれる腕帯を巻き付けて計測する方法が最も一般的であり病院などでも、看護師さんが測定する機器として出回っています。計測器には、デジタル式の画面が付属しています。

2=コンパクトな形状の手首式のタイプ
手首に巻き付けるコンパクトな形状の血圧計です。見た目は、リストバンドや大きな腕時計のようなイメージがあります。ただし、正確さにおいては、上腕式よりも少し精度が下がるようです。軽くて小型なので持ち運びが楽です。

3=アームイン式のタイプ
自動測定器としては、円筒状の部分に腕を通すだけで測定できるようになっています。最近は、病院にもセルフで行うように設置されているようです。形状的に腕の長さに合わせた形の為、設置する場所は、やや大きくとる必要があるでしょう。

測定する部位によってサイズを変更

血圧計は、測定する部分が、その個所にマッチしていなければ、正確な数値を測定する事が難しくなってしまいます。そのため測定部分に最も適した血圧計サイズを求める必要があります。

・手首式は小さめのサイズですが
手首式は3つのタイプの中では、最もコンパクトで持ち運びに適しています。手首のサイズは個人差がありますので、血圧計の計測部位のサイズと合わせなければなりません。血圧計の説明書などに計測部位のサイズが明記されていますので、買い求める場合には、自分の手首の周りがいくらなのか確認した方が良いでしょう。多くの場合は、平均よりも大きめに設定されています。(まれに、サイズが合わない人もいるようです。)

・上腕式にもサイズがある
カフ式の場合には、上腕のサイズによっては、最初からギリギリの人もいるようで、そのような場合には巻き付けただけできつい状態ですので、正確な計測は出来ないのです。やせた人や子供用に用意されたサイズは、12~18、14~25cmのサイズで比較的に小さくなっています。逆にスポーツ選手のように上腕が大きい人もいますので、大きめのサイズとして、32~50、41~61cmなど幅広く用意されていますので、自分にあったカフを選びましょう。

大きめのサイズですが正確である事

比較的、場所を取るアームイン式のタイプですが、固定される事によって、より正確な測定が可能になっています。他のタイプよりも、どうしても場所を取ってしまいますが、正確である事と、操作がしやすい事は最大の利点です。

旅行や目的に応じたサイズ

普段から働き詰めであり、出張などで各地を飛び回る会社員こそ健康管理は欠かせません。手首式はコンパクトで持ち運びが楽ですし、カフ式も、折りたたむ事が出来るタイプもあるので、旅行などの邪魔にはならないものです。血圧計を出張先に持ち運ぶ事で健康チェックが出来る事は安心感に繋がることでしょう。

まとめ

血圧計は、家庭にも広く普及しています。健康について自己管理できる事が、血圧計の最大の利点です。正確な測定を行うには、自分に合ったサイズの血圧計を見つける事が正確な自己管理につながることでしょう。

ピックアップ記事

関連記事一覧