医学部の研究室とは?学部生参加による学生と研究室それぞれのメリットを解説

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医学部には、医師を目指す上で重要な研修がいくつかあります。

そのためにも研究室に参加することが求められますが、具体的に医学部の研究室とはどのようなことをするのか、研究室側は学部生が参加することでどのようなメリットがあるのでしょう。

そこで、医学部の研究室で行うことや、学部生参加による学生と研究室それぞれのメリットについて紹介していきます。

医学部の研究室で行うこと

医学部の研究室では、希望する分野などを決められた期間内で研究します。

研究室に配属されることを基礎配属といい、医師を目指すための重要な研修になっています。

研究室で学部生が学ぶ内容

研究室での基礎配属は、3~4年次の「臨床医学」を学ぶために必要な2~3年次の「基礎医学」の理解を深めるために基礎医学系研究室で行われます。

興味のある研究分野や、参加したい研究室を選んで、教授の研究を手伝ったり自身でテーマを決めて研究したりを続け、研究による成果を発表します。

研究室での研究期間

研究室での研究期間は、大学によって医学生の基礎配属の期間は異なるため、最短で1か月、最長でも6か月です。

一般的に私立大学は比較的短く、国立大学ほど長めといえます。

基礎配属中は講義が行われず、希望する研究分野の研究室に通い研究を続けます。

学部生が参加する研究室側のメリット

学部生が研究室に参加することによる、研究室側のメリットとして、学部生がコミットすることにより大学院生が刺激を受け、超えられなかったハードルをクリアできる相乗効果が生まれることが挙げられます。

研究室に参加する学部生のメリット

学部生が研究室に参加することによる、学部生側のメリットとして、いろいろなことに興味を持つ機会が与えられることが挙げられます。

また、同様に研究を続けている学生同士が精神的にも支えあうことができることや、研究室でのディスカッションでわからないことを相談することもできます。

他の研究室と情報交換をすることもでき、様々な知識を身につけることにつながるといえるでしょう。

研究室で学ぶことによって基礎医学の重要性を改めて確認することもでき、最終的に研究医か臨床医師のどちらを目指したいのか道筋を立てることもできます。

研究室にとっても学部生のとても、研究室に学部生が参加して基礎配属されることはとても大切なことといえます。

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