車いすとは?備わっている3つの機能について詳しく解説

治療用機器

車いすとは、移動能力が困難な方が、機能を補う目的で使用する福祉用具です。

下肢や体幹などに障害がある方や、長い時間歩いて移動できない方が移動用の補助用具として使用します。

医療機関などでも、ケガを負った方や手術後で歩行が困難な方などが使用することが多いといえます。

車いすの構造は、移動する車輪と体を支える座席で構成されており、その機能は「移動」「座位」「移乗」の3つです。

そこで、車いすに備わっている3つの機能について、詳しく説明していきます。

車いすによる「移動」

車いすによる「移動」は、方法として利用者が駆動する方法と、介助者が手押しハンドルを押し移動する方法が挙げられます。

どの方法で移動するかは、次の3つの車いすの種類により異なります。

・自走用車いす

・介助用車いす

・六輪車いす

それぞれの移動方法について説明します。

自走用車いす

車いすの種類のうち自走用車いすは、20~24インチ程度の後輪にハンドリムが備わっています。

ハンドリムを操作することで自力駆動が可能のなっており、両手・片手と片足・両足などいろいろな操作方法があります。

介助用車いす

車いすの種類のうち介助用車いすは、介助者が操作しやすいことが特徴です。

駆動用のハンドリムは備わっておらず、後輪も14~16インチとコンパクト仕様で、手押しハンドルに介助者用のブレーキが取り付けられています。

六輪車いす

車いすの種類のうち六輪車いすは、駆動輪が車いすのほぼ中央にあり、曲がったり回ったりなどの移動スペースを最小限に抑えることができる特徴があります。

屋内の限られたスペースでも旋回や移動が容易にできる車いすであり、前輪と後輪に小さなキャスターが2個ずつと、真ん中に大きな駆動輪が2個備わっています。

車いすでの「座位」

車いすでの座位は、安定せず長時間保つことは困難な姿勢といえます。

そのため適切でない姿勢を取り続けてしまい、筋肉や関節などに痛みが出る可能性もあるため注意が必要です。

座位姿勢を保つときに利用する部分は、シート・バックサポート・アームサポート・フットサポートなどですが、それぞれのパーツを利用者の体や座位保持能力に合わせることで姿勢を保ちやすくなるでしょう。

車いすからの「移乗」

車いすからの移乗は、たとえばベッドや便座などへの乗り移りです。

横開きや脱着式レッグサポートにすることや、脱着式のアームサポートを選ぶことにより、移乗する先の近くまで車椅子を配置できスムーズに移乗できます。

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