日本分析機器工業会とは?目的や役割・活動内容を簡単に紹介

生体現象測定記録・監視用機器

日本分析機器工業会とは、日本経済の発展と国民の文化的生活向上に寄与することを目的として設立された組織です。

分析機器に関する技術向上と、分析機器産業の高度化を通じて、科学技術の進歩を図っていきます。

日本分析機器工業会は、分析・計測の将来の存在意義を見据え、既存の分析・計測産業の拡大・強化や、新エネルギー・半導体・ライフサイエンスなど新分野拡大・発展につながる活動を行っています。

そこで、日本分析機器工業会について、目的や役割・活動内容を簡単に紹介していきます。

 

日本分析機器工業会の役割

日本分析機器工業会は、分析機器の改善・高度化に邁進する会員企業の支援を役割とします。

それにより、科学技術・経済・国民の生活質向上に役立つことを目的としています。

病気の診断などでも多くの分析技術が使用されていますが、分析技術を駆使して開発された新材料が、新しい製品として利用されることで役立っているといえます。

分析機器・分析技術は、科学と技術が誕生・発展することへの大きな役割を果たしたといえ、近年でもIoTやビッグデータ解析などで生活を向上させることに注目が集まっています。

物質の性質をデータに置き換える入り口として、今後はさらに大きな役割となることが期待されると言えるでしょう。

 

日本分析機器工業会の活動

日本分析機器工業会の活動は、主に次の5つの分野に注力することです。

・工業会活動の活性化と連携強化

・新技術・新事業開発

・情報発信の強化

・活動人財の確保・育成

・会のさらなる発展

「工業活動の活性化と連携強化」で、委員会連携と各省庁・他団体・学会・他工業会・新たな分野を含めた産業界と連携の構築や見直しを図ります。

「新技術・新事業開発」で、現会員企業の新事業活性化推進と環境整備、データ活用にセンサー開発などスタートアップ企業との連携の仕組みを構築します。

「情報発信の強化」では、内部の情報共有だけでなく、グローバルの発信力強化も含めた対外的に価値のある情報配信の仕組みや体制強化を図ります。

これらの活動を盛り上げ、継承する上で必要となるのが「活動人財の確保・育成」であり、日本分析機器工業会そのものが発展していくことも求められます。

リアル展示を増やし新たなハイブリット展開を求めつつ、情報発信強化と合わせてグローバルな発信力を強化して、新しい価値提供のスタイルを図っていくとしています。

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