日本医療機器販売業協会とは?役割や意義・東京都医療機器販売業協会を紹介

診断用機器

医療機器販売業協会とは、医療機器の販売を通じて、医療や福祉に安心・安全・有用な医療機器を提供することを目的とした団体です。

適切な医療機器の管理と取り扱い、安定した供給に向けた諸施策の推進と、会員の社会的地位向上と業界発展に寄与する活動を行っています。

そこで、日本医療機器販売業協会の役割や意義、東京都医療機器販売業協会について紹介します。

 

日本医療機器販売業協会とは

日本医療機器販売業協会(医器販協)とは、日本で唯一の医療機器販売業者の全国組織です。

平成10年に発足後、医療機器等の適性と安定供給などの使命を達成に向けた施策推進と、業界の発展に寄与するための活動を行っています。

 

医療機器販売業の役割

医療機器販売業の役割は、主に以下のとおりです。

・医療機器の安定供給

・医療従事者と医療メーカーの情報流通

・医療従事者への適正な使用支援

医療現場で治療や診断を正しく行える最適な医療機器の提案や、機器の貸し出し、手技中の立会いや術後の引き上げなど、総合的に支援します。

患者の安全のために医療機関のチーム医療を支える一員として、医療機関の幅広いニーズに応え、医療制度を支えるインフラの役割も担います。

 

医療機器販売業の意義

医療機器販売業は、医療の発展に貢献する社会的な意義のある業界です。

そのため、医療機器販売業の意義は、医療機関に対して医療機器を安全・安定して供給することと、適正な使用を支援することです。

さらに、医療機関から受けた要望を医療機器メーカーに伝えて、医療発展と患者の安心・安全に貢献することといえます。

在庫管理・緊急対応・在宅医療における患者の継続したサポートなどのきめ細かなサービスの提供と、医療従事者や多職種との連携のもとでの包括的な医療体制の構築に寄与します。

 

東京都医療機器販売業協会とは

東京都医療機器販売業協会は、平成12年に日本医療機器販売業協会(医器販協)東京支部として設立した組織です。

すべての国民が、必要なタイミングで必要な医療を受診できる国民皆保険制度の主旨の下で、医療機器の安定供給・安全使用を旨とした事業活動を支援・牽引することを使命としています。

東京都には600以上の病院施設と、14,000以上の一般診療所施設があり、23区から郡部・島部に至るまで医療の安全・安心に資する取り組みを実施中です。

現在、90社の会員企業が所属していますが、会員一丸となって東京都の医療安全に邁進するとしています。

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