関節リウマチの初期症状とは?受診科や診断方法について簡単に解説

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医師が診察する身体の部位や疾病は、診療科ごとに大きく異なります。

診療科は複数あるものの、それぞれどのようなときに受診すればよいのか迷うこともあるでしょう。

そこで、リウマチ科とはどのような診療科なのか、関節リウマチの初期症状や診断方法について簡単に紹介していきます。

 

関節リウマチとは

「関節リウマチ」とは、関節の炎症により骨や軟骨が破壊され、関節の機能が損なわれたり変形してしまったりすることです。

手足の関節で起こりやすく、左右同時に症状がでることも多く、関節を動かさなくても激しい痛みや腫れなどが発生してしまいます。

 

関節リウマチの初期症状

関節リウマチの初期症状として、

・関節の炎症

・関節のこわばり

・関節の腫れ

・関節の痛み

・発熱

などが見られます。

病気が進行してくると、関節の骨や軟骨の破壊により、脱臼や変形といった症状も見られます。

骨や軟骨がさらに破壊されれば、日常生活を送ることも難しくなり、介助など必要になってしまいます。

関節リウマチは見た目としては症状が急激に進んでいる印象はありません。

しかし関節の破壊は発症して早期から急速に進んでいくため、痛みや腫れなどがひどくない場合でも、内部では破壊が進行していることもあります。

そのため早期発見と早期治療が重要である疾患といえるでしょう。

 

関節リウマチの受診科

「関節リウマチ」の確定診断は難しいため、疑わしい症状が見られるときには、まずはかかりつけの医師に相談し、次にリウマチ科など専門医を頼りましょう。

リウマチ科や膠原病科(膠原病内科)など標榜している整形外科なら、専門的な医師が診てくれます。

病院やクリニックによって表記が異なることはあるため、リウマチを専門としているのか、直接問い合わせてみることをおすすめします。

 

関節リウマチの診断方法

関節リウマチの診断は、症状や検査による数値以外に、医師が総合的に判断していきます。

そのため気になる症状や、リウマチを疑われる症状が見られるときには、早めに医療機関を受診しましょう。

診察では、医師による問診が行われ、関節の腫れや痛みなどを診ます。

次に症状確認と血液検査などを行い、関節リウマチか診断していく流れです。

もしも関節リウマチであると診断された場合でも、飲み薬や塗り薬、注射に光線療法など生活スタイルに合った治療方法など選ぶことができます。

早く病気を発見し、早めに治療を開始すれば、症状の進行を抑えることにつながりやすくなるでしょう。

発症して時間が経過している場合でも、適正な治療を行うことによって、やはり症状を抑えることは期待できます。

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